小さい頃からサッカーをやっていた私の夢は、プロサッカー選手になることでした。

しかし、無名選手だった私に対して、周りからは「お前なんかがプロになれるわけない」とバカにされ、とても悔しい想いをしながら、大学までサッカーを続けてきました。

大学生のある日、NHKのプロフェッショナルという番組を見て、新井さんという金融マンを知りました。この方は、たとえ業績が悪化していても、社会のためにという志の高い企業さんに対して、融資を行なって応援していました。

その姿を見て、僕自身はとても感動し、
「自分の近くにも、新井さんのような、実績だけでなく、人の想いをちゃんと見て、そこに寄り添える人がいたら、プロサッカー選手への夢も近づいたのかな」と思い、今度は自分自身が新井さんのような存在になり、夢や理想に向かって頑張っている人の力になりたいと思うようになりました。